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DIJ板東コレクションの所蔵検索・バーチャル展覧会
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青島陥落後にドイツ人兵俘虜を収容(1917- 1920)した板東俘虜収容所は、日独関係の発展と促進に重要な役割を果たしました。日本人所長の理解により、俘虜たちは収容所内で活気に満ちた文化的な生活を可能にし、手工芸展示会および数多くの演劇やコンサートの上演によってドイツ文化を開花させました。
もっともよく知られている例は、ベートーベンの「交響曲第九番」が、1918年に収容所オーケストラにより日本で初めて演奏されたことです。日独間の交流は収容所閉鎖後も続き、とりわけドイツ人の多数が解放後も日本に留まりました。
このコレクションは、「日本におけるドイツ年2005/2006」の一環として、ドイツ語と日本語の両言語により、初めて一般に公開されます。
資料提供・協力者、著作権について
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DIJ 図書室は板東のオリジナル資料、さらに久留米、丸亀、習志野そして徳島の文献からなる総数約5600点におよぶコレクションを所有しています。コレクションには収容所内の印刷所で印刷された新聞、小冊子、地図、講演原稿、演劇・コンサートのプログラム、パンフレット、写真などがあります。これらの資料は日独関係にとって大切な一次史料であり、収容所生活の包括的な印象を伝えるものです。
板東コレクションの所蔵検索は以下のように行います
- それぞれの収容所、キーワードまたは人物の名前などで資料を検索することができます
- 画面上で、資料を一枚ずつめくることができます
- 自由に選んだキーワードでレコード全体を検索することができます
- デジタル化された資料の多くは、拡大鏡機能を使って見ることができます
バーチャル・展覧会は以下のトピックを紹介します
- 居住用バラック、レストラン、多くの小屋が立ち並んでいたタパウタウという商店街など、板東収容所内の散歩がバーチャル・ツアーとしてできます
- 収容所劇場で上演された「女性のいない劇」を紹介します
- 音楽と体操の練習が、どのようにして地元日本人との交流の架け橋となったのかをご覧いただけます
- 1918年3月に開催された「美術工芸展覧会」において、誰が「収容所賞」を受賞したのかを知ることができます
- 板東俘虜収容所内におけるアイスクリーム一人前の値段がわかります
- 板東収容所全般に関する解説が得られます
- ルードルフ・エーヴェルト氏とは誰なのかを紹介します
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