Ausstellung für Bildkunst und Handfertigkeit in Zitaten

さまざまなモデル

 
 
 

モデルルームにはさらに、自分の設計図に従って縮尺25分の1にきちんと作られた木造の橋がある (Bグループ第1位、アドラー2等海兵・ジュレ1等海兵)。この橋は固い土の上にではなく、泥土の上に架けられたものと想定されており、6トンの車の圧力にも耐えられるよう3本の橋桁からできている。橋は思いのままに伸ばすことができ、延長する際には真ん中に二重の橋桁をはめ込めばよいだけである。
次には大きくどっしりと、西部戦線でわが軍の勇敢な兵士が捕獲した戦車の摸造品(オルロープ副 曹長・オイラー2等海兵・ルートヴィッヒ1筆海兵)が立ち現れる。こうした丁寧な制作には、多くの労苦を要したことだろう。畜力機のきちんとしたモデル(ベルクアウ1等海兵)もきちんとした仕事で目を楽しませてくれるし、同様のことはその後ろにある住宅のモデル(ネッカー2等工兵)についても言える。
大ホールの中には、1世帯用家屋のモデル(ルムプ少尉・ホーン2等海兵、設計はミュラー少尉)も見られる。ドイツ向けに考えられたもので、特に泉のある中庭に価値があり、それに接しているあずまやと結びつけて住み心地よく使えるように配慮することで、とりわけ快い印象を与えてくれる。事実夏の暑い日にぴしゃぴしゃ音を立てている泉のほとりで、外界から離れて洋風のあずまやにいるのは気持ちのよいことにちがいない。この小さな家はかなり遅れて出品されたので、受賞の対象にはならなかった。とてもうまく作られたブリキ細工(ランゲ伍長)は、推奨に値する。
入口の向かいに丸太小屋のモデル(無審査、モール少尉)が立っているが、自分で画いた設計図による 縮尺20分の1のもので、本当に気持ちよく住めそうである。建材は実際には松の丸太ということになるのだろうが、代わりに松の枝が使われている。

 
 

『ディ・バラッケ』第1巻第25号1918年3月17日p.324-346からの抜粋