人名
| 注記 | 雑誌 |

グリル, マックス

上等兵 第1中隊 海軍歩兵第3大隊

注記 

Brachte das "Lagergeld Bando" heraus (s. T.T.B. vom 25.05.1918).

以下の伝記データは、高知大学・ 瀬戸武彦教授のデータに基づくものです。 

海軍歩兵第3大隊参謀本部・上等歩兵。
[商人]。
1919年8月頃、板東の収容所で1円の玩弄紙幣1000枚を作製し、所内で流通させた。小額紙幣不足がその理由で、5枚ないしは10枚で正規の紙幣と交換した。俘虜達から大いに重宝され、また本人は何の儲けも得なかったことから、善意によるものされて不問に付された。数枚が現存している。印刷、色彩、意匠の点で日本の紙幣より抜群に優れていた。表の上方に「ラーガーゲルト(収容所貨幣)」の文字、左方に鷲と鉄十字、右方に1円とあり、下方にローマ字と日本文字で板東と書かれてある。収容所内でのみ通用し、いつでも兌換と記され、マックス・グリルのサインとハンコが捺してある。裏面は透かし風に大きな二羽の鷲が描かれ、臨時紙幣とあり、下に小銭不足を補うための発行と記されている。【棟田『日本人とドイツ人』268-269頁】
(2888:松山→板東)

 

雑誌 

1919年06月21日: 日刊電報通信

1919年6月21日 第65号  (第7巻 vol.3 1919年6月1日~1919年8月31日)

1919年06月24日: 日刊電報通信

1919年6月24日 第68号  (第7巻 vol.3 1919年6月1日~1919年8月31日)

1919年03月26日: 日刊電報通信

1919年3月26日  (第6巻 vol.3 1919年1月1日~1919年5月31日)

1919年05月24日: 日刊電報通信

1919年5月24日 第37号  (第6巻 vol.3 1919年1月1日~1919年5月31日)

1919年05月31日: 日刊電報通信

1919年5月31日 第44号  (第6巻 vol.3 1919年1月1日~1919年5月31日)

1919年07月19日: 日刊電報通信

1919年7月19日 第94号  (第7巻 vol.3 1919年6月1日~1919年8月31日)

1919年10月04日: 日刊電報通信

1919年10月4日 第163号  (第8巻 vol.3 1919年9月1日~1919年11月29日)

1919年11月11日: 日刊電報通信

1919年11月11日 第200号  (第8巻 vol.3 1919年9月1日~1919年11月29日)

1918年05月25日: 日刊電報通信

1918年5月25日  (第4巻 1918年5月3日~1918年8月31日)

1918年07月22日: 日刊電報通信

1918年7月22日  (第4巻 1918年5月3日~1918年8月31日)