板東収容所のバーチャル・ツアー
23. 枢密顧問官地区「板東北部」
小屋の建ち並んでいたこの地区の名前は、枢密顧問官ギュンターが医務室の後方の丘の上に専用の住居を構えていたことによる。彼は青島の副総督を勤めた人物で、1918年5月に板東に移送されてきた(1)。枢密顧問官の邸宅の建築のために、収容所の敷地を700平方メートルほど拡張することが必要になり、収容所の外柵の移動作業と実際の家の建築は捕虜の中の工兵たちが担当した(2)。
南から見た枢密顧問官地区「板東北」南側から見た. 鳴門市ドイツ館所蔵の写真:ネガ番号 48-18
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