板東  |  日刊電報通信  |  第4巻 1918年5月3日~1918年8月31日
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日刊電報通信
1918年7月15日

内容 

p. 1-2:
ニュースの概要・まとめ
p. 3:
通知
戦争俘虜たちが久留米から板東へ移動するに際して、収容所印刷所は「板東収容所案内書」を出版します。新たに来る戦争俘虜たちには、到着後この案内書が無料で配布されます。収容所内や租借地の地図と並んで、収容所に関しての便利な情報が掲載されています。出版の費用は、広告費でまかなわれます。広告費は、標準サイズが20銭です。大判サイズは40銭です(収容所印刷所)。
何人かの俘虜から、中国から食料品などをこちらへ送ることを許可できないかと申請がありました。それに対して次のような回答が得られました:日本国外でのあらゆる注文は、日本政府によって禁じられています;優遇措置として例外的に、個人の私有物を送らせることを許可します(高木)。
紛失物:銀のフォーク(思い出の品)
購入希望:カンテラ2灯
収容所印刷所は雑巾を必要としています。
スカート、ブリッジとドッペルコップフ(いずれもカードゲーム)のためのスコア用メモ帳は、収容所印刷所にて販売しています。
[p. 4: 白紙]

データ 

年明: 1918年07月15日 分類: 雑誌 ページ: 4
幅: 264 mm 高さ: 380 mm

写真 

参考の注意 

本、講義のテキスト: 273: 日本の板東俘虜収容所案内書

人名 

クレーマン, エドアルド; 高木, 繁;

キーワード 

収容所印刷所; 収容所管理部 / 事務室(日本人による);