板東  |  日刊電報通信  |  第7巻 vol.3 1919年6月1日~1919年8月31日
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日刊電報通信
1919年7月19日 第94号

内容 

p. 1-3:
ニュースの概要・まとめ
p. 3:
通知
散歩や遠足を行う方々に対する警告:熱射病等に注意してください;汚染されているので、煮沸されていない井戸水を飲まないでください(健康保険組合)。
明日の8時30分から講演「フィヒテからニーチェまで」を行います(ゾルガー)。
「ノース・チャイナ・デスク・ホング・リスト」[企業目録]の1917年あるいは1918年の一覧表を、閲読のために貸してくださる方はいませんか?
購入希望:ツァイス社レンズ用のケース;上質の私服
紛失物:カーキ色の帽子;第一厨房にて、銀のスプーンの付いたコーヒーの缶を失くしました(ヴィオル)。
催し物の夕べ:窓は開けたままにします。各人に、通常よりも広い空間を確保します(演劇委員会)。
p. 4-5:
各バラッケの代表者による公示:東京救援委員会からクレーマンに宛てて:「ドイツ義援金3」6月分の支払いが行われます(士官と下士官には5円、伍長には9円、帯刀伍長には19円)。それに加えて、3月分の追加支払いの一部が支払われます(シュレーダ牧師によると、前回よりも高い金額が支払われるよう尽力されているとのことです);この間に釈放された25名のポーランド人の分は、算入されていません。
p. 5:
7月21日に、大須への第20回終日遠足が行われます;今後は一週間に2度、終日遠足を行うことができます(通常月曜日、水曜日あるいは金曜日);終日遠足が行われる日に水浴が中止になるということは、もはやありません;各日、出発は7時です。
櫛木への第21回終日遠足は、7月25日に行われます。
p. 6:
絵画展は20,21日の9時から11時までと、2時から4時まで開催しています;雑費に充てるため、出品者は7点の絵画を抽選用に寄贈しました(くじ1本は30銭;絵画の購入については、ジームゼンにお問い合わせください)。
催し物の夕べ:レスリング体操;現代風刺小唄;器楽芸術家;曲芸師;1幕ものの茶番喜劇;ウイーン・アンサンブルの演奏による、オペレッタ劇の有名な場面の上演
提供:様々な靴と衣類。婦人服の見本は、家族や親類への贈り物として適しています(グリル)。 

データ 

年明: 1919年07月19日 分類: 雑誌 ページ: 6
幅: 264 mm 高さ: 380 mm

写真 

準備中

参考の注意 

本、講義のテキスト: 278: 故国の土と祖先の血 1918年1月から1919年6月まで、板東俘虜収容所にてフリードリッヒ・ゾルガーが行った連続講演「郷土研究」の思い出として 

人名 

エンゲル, パウル; クレーマン, エドアルド; グリル, マックス; シュレーダ, エーミール; ジームゼン, ヴィルヘルム; ゾルガー, フリードリヒ; ヴィオル, カール;

キーワード 

1919年の絵画展; くじ引き; ウイーン・アンサンブル(パウル・エンゲル指揮); コンサート、その他; バラッケの代表者; 体操の夕べ / 体操の行事; 催し物の夕べ; 収容所内健康保健組合; 寄付; 救援委員会 東京; 演劇委員会; 病気; 遠足; 郷土研究(F. ゾルガー);