板東  |  日刊電報通信  |  第8巻 vol.3 1919年9月1日~1919年11月29日
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日刊電報通信
1919年11月27日 第215号

内容 

p. 1:
ニュースの概要・まとめ
p. 2:
通知
神戸からの手紙:何人かの方々が、青野ヶ原からこちらを訪問してくれました。明日再び出発します。その代わりに、新しく帰休に入る人々が6人ずつ訪ねてきます。
上海からの手紙:外国人登録局担当者から皆さんにお知らせがあります。旅券なしに入国できます。当局が認めてくれるでしょう。
日本での求人:鋳物工、職長と技術者、砂糖精製工場のための化学者、石油産業における副産物利用のための熟練した技術者と化学者
場合によってはドイツ人に職を提供する用意のある、日本企業の一覧表
ロンドンからの手紙:国際的な観点から見ても、ドイツは名誉を回復し始めています。
p. 3:
ザクサーからクレーマンに宛てた手紙:釈放の前に、青島の裁判所に保管されている手紙や貴重品類を償還するように、日本政府に申請しました;それに対してクレーマン:一覧表への補足は、すぐに収容所代表士官の事務室(ケアルのかつての住居)に提出してください。
荷物の保障:電報を送りました。当初予定していた金額よりも安く済みました(36円20銭)。余剰分は、後のために留保します(パンジング);キールの新聞から:荷物の保障は、北ドイツ=ロイド社をお勧めします。
兵員委員会:収容所代表者選挙:選挙は一日延長されます。金曜日の夕方5時までです。
p. 4:
「エンゲル・オーケストラ」と「M.A.K.オーケストラ 」による合同オーケストラの第2回コンサート:11月30日に公開総稽古が行われます(入場料:30銭、チケットは収容所印刷所にて購入できます、後でバウムの所で購入できます)。12月1日7時から、コンサートが行われます(「フン族の戦い」の解説付きプログラムは10銭です)。寒い場合は、暖房を入れます。
照明代:予告されていた7時30分から9時までではなく、金曜日の8時から9時まで(バラッケ第1棟から第5棟まで)と、土曜日(バラッケ第6棟から第8棟までと小屋)に支払ってください。
坂元への遠足:ライテルが、朝食(コーヒーとケーキがあります)のご注文を承ります。
紛失物:11月26日お昼にタパウタウの洗い場にて、W.R.と記されたウールの長い靴下を失くしました。届けてくださった方には謝礼をいたします。
交換希望:航海用トランクを、より大きなものと交換してください。
提供:ダンベル1組;ジャケット6着、ズボン2本;ブリキ製中板付きの箱(メツガー);K. マイスナー著「日本地理」(エンゲル)
購入希望:園芸用具(クラウスニッツァー);石油ストーブ、日本語の教科書;夏用あるいは冬用スーツ、私のサイズのもの(アルブレヒト);全巻の(または最初の4巻)「『尋常小学読本』独文解釈」、旧版;50円。マルクによる振替で支払います。
ポストカード「さようなら板東」、1枚2銭、収容所印刷所にて購入できます。 

データ 

年明: 1919年11月27日 分類: 雑誌 ページ: 4
幅: 264 mm 高さ: 380 mm

写真 

準備中

参考の注意 

プログラム、コンサート: 226: MAKオーケストラ・エンゲル・オーケストラ 第2回共演コンサート 指揮者:パウル・エンゲル海軍2等歩兵

本、講義のテキスト: 1122: 日本地理

人名 

アルブレヒト, アウグスト; エンゲル, エーミール; エンゲル, パウル; クラウスニッツァー, フランツ; クレーマン, エドアルド; ケアル, シュテファン; ザクサー, ルードヴィヒ; バウム, レオ; パンジング, パウル; マイスナー, クルト; メツガー, ペーター; ライテル, ゲオルク;

キーワード 

MAKオーケストラ; エンゲル・オーケストラ(パウル・エンゲル指揮); ケーキ、デザート、アイス; コンサート、オーケストラ; ピクニック; 仕事紹介; 収容所印刷所; 帰郷; 遠足; 飲み物;