板東  |  日刊電報通信  |  第3巻 1918年1月1日~1918年4月30日
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日刊電報通信
1918年3月26日 [1]

内容 

p. 1-3:
ニュースの概要・まとめ
p. 4:
説明:ベルギーに関する最初の講義において、数人の方が私の見解を正しく理解しませんでした。したがってここでもう一度、私の論述の流れを記述します(マーンフェルト)。
p. 5:
通知
各バラッケの代表者による、東京救援委員会からの通達の公示:共同の利益とは関係のない申請が依然として数多く寄せられています;その結果として、不必要な手紙のやり取りが発生し、検閲に負担がかかっています;例えば、支払いに対する個人的な注文は受け入れられます。
「ドイツ義援金2」は、月々24000マルクから48000マルクに引き上げられました。坂東では俘虜一人に対して2円、つまり1836円が準備されます;約300円がスポーツ、健康保険、図書館や歯科医の治療行為等に充てられます。残りは食事に利用されるでしょう(クレーマン)。
予告:「こわれがめ」、4月4日(50銭の上演)、4月5,6日(10銭の上演)
p. 6:
通知
今日6時30分から公開講義「エルザス・ロートリンゲン」(ゾルガー);地図と解説書は、今日の6時からバラッケ第1棟にて購入することができます。
シュテッパンとトゥローン:営業は私個人の所有に移りました。今日からは量り売りです。復活祭用の卵は別です(トゥローン)。
劇場は、多くの古新聞を貸してくださるようお願いします(ブランダウ)。
購入希望:空気穴つき大きな陶製の火鉢;2足の日本製靴、大きいサイズのもの
提供:商業・貿易学の手引書;ツィター(収容所で製作しました);フランス製ペパーミント(シュニッツラー)。
ドイツ美術と歴史の夕べ:明日はバラッケ第1棟にて、音楽に関する何枚かのグラフを掲示します。
「ディ・バラッケ」の展覧会特別号が印刷されました。注文を受けた冊子は受け取ることができます。
収容所印刷所では次のものを出版します:ティーフェンゼー氏による「中国礼法入門」;予約注文は、復活祭まで収容所印刷所またはブルーメまでお願いします。
バラッケ第7,8棟と小屋の照明代は、3月29日ではなく3月30日に支払われます。 

データ 

年明: 1918年03月26日 分類: 雑誌 ページ: 6
幅: 264 mm 高さ: 380 mm

写真 

参考の注意 

プログラム、劇: 190: ハインリヒ・フォン・クライスト作「こわれがめ」

本、講義のテキスト: 1134: 中国礼法入門 F. ティーフェンゼー著

人名 

クレーマン, エドアルド; シュテッパン, ヘルベルト; シュニツラー, ヤコブ; ゾルガー, フリードリヒ; ティーフェンゼー, フランツ; トゥローン, カール; ブランダウ, アルフレード; ブルーメ, ハインリッヒ; マーンフェルト, ルードルフ;

キーワード 

スポーツ一般; ドイツの歴史と美術について; ハインリヒ・フォン・クライスト『こわれがめ』; バラッケの代表者; 収容所内健康保健組合; 収容所印刷所; 寄付; 救援委員会 東京; 本屋; 検閲; 講演; 野菜; 食料品の販売(個人、その他);