Verpflegung

魚料理屋

 
 

収容所倉庫の南側の小屋のひとつに、バウムガルテンという名の捕虜が経営する魚料理屋があった(1)。『日刊電報通信』には「所持品倉庫そばの小屋」という屋号でこの店の魚料理の広告が多数掲載されている。広告には塩漬けニシン、酢漬けの巻きニシン、塩漬けの焼きニシン、薫製ニシンなどが見られる。
「毎日のお買い得、酢漬け巻きニシン2尾15銭
朝だけ特価、薫製ニシン1尾5銭
営業時間:午前は9時から11時半まで、午後は4時から6時まで
所持品倉庫のとなりにあります
営業時間外も販売いたします
バラッケ第6棟1号室のマーゲネルまで」 (2)

 
 
 

(1) Fremdenführer durch das Kriegsgefangenenlager Bando, Japan. 1918, S. 5
(2) T.T.B. Bd. 3, 28. Januar 1918, S. [1]